Home » Fishing Report » 2005 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2005.03.06
本日はKANZAKIさんと釣行。
昨晩まで降り続いた雪の影響でチェーン規制中の箱根の山を恐々と登り、5時前に到着。
気温、マイナス5℃。
そして、湖尻のボート屋「やまびこ」でKONNOさん夫婦に、5年くらい前から「作ってくれ!売ってくれ!」と頼まれていたLKJ MINNOW 85Fをようやく2本納品。
普段は「作ってくれ、売ってくれ」というメールなどをもらっても、ひたすら丁重にお断りし続けているのだが、KONNOさん夫婦には5年くらい前に飲んだ時に「そのうちね。」と返事をしたらしい。
そして昨シーズン会った時に「4年も経てば、もう “そのうち” でしょ~」と言われ・・・5年目の本日、納品完了。(笑)
午前6時・・・北風の吹く中、出船。
今年はニジマスをメインに狙うことにしたので、朝からニジマス狙いでいくことに。
九頭龍とプリンスの様子を少しだけ見た後、一気に南部へGO。
そして、白浜にアンカーを降ろしてキャスト開始。
気温がマイナス5℃だと、あっと言う間にガイドもリールのローラーも凍ってしまう。
ラインが傷つかないように気を付けてはいたのだが・・・
暫くすると、LKJ85Fのダラ引きにチビマスがヒット。
しかし、バラシ。
魚体が軽すぎる。
再びキャスト開始。
グン!
おっ、きたきた。
重みを確認した後、アワセると、なかなかの重量感。
そして、水面に現れた魚体を見ると・・・60UPは確実。
「今年はニジマス狙い」なんて言って、いきなり60UPは幸先良いなぁ~
などと、心の中で思いつつ、慎重にやり取り。
ところが・・・
思いっきりラインを巻かれている。
そして、次の瞬間、
ぷす。
え?・・・・
うそ?・・・・
なにそれ・・・・
突然のラインブレイクに、開いた口の塞がらない「ダメダメ君1号」。
凍りついたガイドやローラーでラインに傷が入っていたのか?
それともラインを体に巻かれた時にフックにラインが通ってしまったのか?
どちらにしても、情けない。
そして、その後は・・・・
完全に悪循環に陥ってしまう。
西へ東へ南へ北へ、迷走を繰り返し・・・
行くポイント、行くポイント、全てでタイミングをハズシ・・・
ようやくヒットした魚を再びバラシ・・・
完全に魚を見失う。
まぁ、いつものことだけど。
そんな酩酊モードに入ってしまった船長の船に運悪く同船してしまった「ダメダメ君2号」。
そして、追い打ちをかけるように、雪が降り始めた。
現在の気温、マイナス3℃。
水温は・・・5.5℃。
非常に、非情に・・・寒い。
暫く迷走していると、雪はすぐに止んだが・・・
今度はアンカーが効かないくらいの北風が「ダメダメ君コンビ」に襲いかかる。
厳しい。
15時過ぎになると、アンカーロープの遊びが2ヒロで十分なくらいにまで北風が弱まってきた。
そこで、朝一に良型をラインブレイクした白浜へ移動。
時間だけが淡々と過ぎていく中・・・
悪あがきを続ける「ダメダメ君1号」と、相変わらず食欲旺盛な「ダメダメ君2号」。
クンっ。
おっ、きた!
ラストチャンスか?
引き具合からすると大したサイズではないが・・・
必要以上に慎重にやり取りする「ダメダメ君1号」。
うっ、ヤバイ・・・
テールフックの内の1本だけだ・・・
で、慎重に寄せて・・・
無事、ネットイン。
52cmのニジマスだったが、ここまでくると贅沢は言ってられず・・・
ようやく空いた口が塞がった「ダメダメ君1号」。
そして、16時20分・・・納竿、撤収。
桟橋に戻り、KONNO艇の釣果を聞きに行く。
ミノー制作者としては、朝からKONNO艇の状況が気になって仕方なかった。
もし、「LKJ85F、全然釣れねぇ~よ~」...って事になってたらどうしよう。
そして、妙にニヤついているKONNOさんのイケスを覗いてみると・・・
あら?・・・
あららら~・・・・
53cmのブラウンを頭に6本。
そして、もう一つのイケスには奥さんのMちゃんが釣ったニジマスも。
良かった~!
ホッ。
正直、自分で釣ったよりも嬉しかったりする。
二人にもかなり満足して頂けたようなので、本当に良かった。
メデタシ、メデタシ。