2004.06.25 (fri) ~ 2004.06.27 (sun)

与那国島カジキ釣行!漁船炎上!沈没!タックルも沈没...

 

by B-YOKOYAMA

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沖縄への社員旅行の帰りに、せっかく来たのだから釣友と合流し与那国へカジキ釣行へ。

しかし与那国までは沖縄からさらに石垣へ行って、石垣から30分飛行機に乗るのであった。



与那国

遠い。

しかもエライ金もかかるし。

だが島で金をつかうところが無い。



島に着くといきなりカルチャーショックをうけてしまう。

住民達がしゃべってる言葉がわからない。



信号は島に一個

信号は島に一個しかない。

将来、島の子供達が都会に出た時の為の馴らし信号らしい。



中禅寺湖、朝の絶景

おまわりさんも2人しかいない。

島での浮気はすぐにバレテしまうらしい。



日本最西端の地

島中、日本最西端のなんとかと、



日本最西端の中学校

お約束のようにかかげている。


スゲー島だ。



与那国はカジキ釣りでは世界の中で5本指に入るメッカである。



カジキ釣りのメッカ

2泊3日の強行スケジュールである。

初日、宿についてからさっそくカジキ釣行へ。



カジキ船

しかし、今回のわたくしの本命はカジキのエサである「マグロ・カツオ」である。

正直カジキが釣れちゃったら、ワタクシでは上がらないのでは?と心配である。



出船

港を出てパヤオまで30分近くである。

パヤオのまわりにカジキがいるらしい。



途中でデカイナブラ発見。

しかし船長、興味ないらしい。



とほっほっ・・・・



パヤオ付近でマグロ・カツオを狙う

まずはパヤオ付近でマグロ・カツオを狙う。

船長のOKの合図で開始。

ルアーをセレクトしてる最中、同行者のendou氏にフォリーングバイト。



一発目でキハダ。



遅れながらも私にも次々とバイト。

メバチ・キハダ・カツオ・ツンブリと。



流石が日本の最西端、良く釣れるわ。



エサ調達終了

とっ、その時、船長がそろそろやるか。


えっ?・・・終わりっすか、もう。



でも同行者はカジキフリークである、2人も。

今回4人での釣行。

2人はカジキ、私はマグロ、もう一人はギャル・・・負けてしまう。



トローリング

釣りたての生きたカツオがいいらしい。

カツオ君は流してからしばらくすると死んで浮いてしまう。



すると私の出番がまわってくる。

エサを釣るのである。



だがすぐに釣れてしまう。

ジグ、ミノー、タコ、なんでも釣れる。



しかし、デカイエサを釣ると怒られてしまう。



もっと小さいのを釣れー!


ハイッー、かしこまりやしたー




バイト




いやっ、もっとちいさいのだー!


そんな事言っても・・・・



そうこうして船を流しながら、エサが浮いたら出番がまわってくる。



突然、デカイナブラがこっちむかってくる。

船めがけてくるではないか!



あっという間に船が囲まれてしまった。

い れ ぐ い 状態。(tobi pencil)



夜8時でも夕方

夕方、明日もある事だし帰港となった。

夜8時でも夕方である。

特した気分、与那国は。





翌日

翌日、6時出航・・・昼に一度帰港して飯喰って、又出航である。



私は午前中、オカッパリで狙う。

2人はカジキ、ギャルは爆睡中である。



この島はおかっぱりでGTの50キロが釣れるそうである。

だがタックルは船の中、大物は狙えない。



水中フィシング

バスタックルで水中フィシング。


おもしろいっ!



エサを投げたらすかさずモグル

ゴーグルをかけて、エサを投げたらすかさずモグル。



竿だけは水面の上

竿だけは水面の上。

何十種類の魚の中で、狙った魚にエサを喰わせる。

難しいが 辞められない・・・・



魚1
魚2
魚3
魚4

わけのわからん魚が一杯釣れる。





そんな頃、港に人が集まってきている。

どうやら、どっかの船が燃えたらしい。



しばらくすると、釣友のendou氏とyamami氏が違う船で戻ってきた。

荷物がクーラーボックスだけである。




えっー、船が沈没した。




火災が起きて海に飛び込んだらしい。

助けの船が間に合って危機一髪、爆発から間逃れたらしい。



漁船爆発炎上

飛び込んだ直後に爆発したらしい。

財布もタックルもすべて沈没、もちろん私のタックルも沈没。

航空券は宿に置いてあった。




しかし、命だけは助かった。

金には変えられない。




救命胴衣をとる暇なく火がまわったそうである。

船長はSOSを呼びながら時間かせぎに火の消化。



今飛び込んだらヤバイ。



5ノットの潮流に1.5mの波、おまけにホオジロザメもいるらしい。

助けられなくなる。



早く船よ来いっ!



遠くで船が向かってきた。

クーラーボックス抱えて運をまかせて荒波に飛び込む2人。

船長もつづいて飛び込む。





無事に救出・・・された。

ぐったりした3人は、港で生きてて良かったと安堵のため息をついていた。



Drコトーの診療所

そんな訳で午後からの出航は勿論ない。



他の游魚船も漁師さんも皆港に引き上げてきた。

仲間の船が沈没した時は、いくら游魚船でも帰ってくる風習である。



ちなみに沈船はテレビドラマ「Drコトーの診療所」の中で泉谷しげる(島の漁長)の乗ってた船であった。



そして、夕方の琉球新聞に搭載された・・・・・



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平成16年6月26日 火災船の状況

与那国島沖火災船情報

26日午前7時20分頃、八重山警察署与那国駐在所から石垣海上保安部へ「与那国島久部良港南約1キロメートルの海上で遊漁船が火災をおこしている、乗員は僚船に救助され無事」との通報がありました。
巡視船はてるまにて調査したところ、同船は機関故障の僚船の救助に向っている途中、機関室から煙が出ているのに気付きハッチを開けたところ急激に炎が広がったとのことです。
機関の電気系統のトラブルが火災の原因と思われます。
なお該火災船は午前8時30分頃沈没しました。



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最終日

最終日は原付バイクを借りて、島周りのGTポイントをかけめぐって、



次回釣行の下見

次回釣行の下見とした。