Home » Fishing Report » 2003 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2003.12.08
ガチンコ以来、久しぶりに荒川地区へ釣行。
本当は前回の潮周りに行こうと思っていたが、トラウト用のミノー制作に夢中になってしまった為、結局行かず。
で、本日は荒川の土管ポイントにウェーディング。
ネオプレにしようか迷ったが、今日はナイロンウェーダーで腰下まで入水。
予想通り、水は温かい。
ようやく晩秋...例年の11月中旬といった感じだろうか。
11月初旬からのガチンコの時にも「まだ川は10月?」...と感じたが、特別に寒い日が続かなかったせいか、そのまま順当に推移したように思われる。
湖なんかの場合は、その前に大概どこかで帳尻が合ってしまうことが多いが、今日実際に入水した感じからすると、11月初旬に「今年は12月が勝負だね。」などと釣友達に話していたことが、現実になりそうな雰囲気が漂っている。
19時20分より、キャスト開始。
このポイントは他のポイントよりも、特に潮位が重要だと考えている。
だから、今日のハッピータイムは1時間もないだろう。
風はほとんど吹いていない。
今日のメインルアーは、無風時でも良く飛ぶNR120。
流れの強さや向きを確認したあと、本命の土管ポイントを狙っていく。
ググッ!
3投目、土管やや上流でヒット。
合わせた瞬間から、潜ったままひたすら元気に横走りする魚。
マルタか?
目の前まで寄せたところで、ようやくエラ洗い。
そして、そのまま浅場まで誘導してランディング。
写真に迫力が無いけど、65cmのシーバス。
再び腰下まで入水。
そのまま5分間ほどポイントを休ませた後、キャスト開始。
ルアーを離れたところに着水させてから、土管ポイントにルアーを通していく。
ゴっ。
土管真上で、グッと押さえ込むような地味なアタリ。
しかし・・・合わせた途端、ドボドボと大型特有の激しい抵抗&うねり、そして突っ込み。
慎重に寄せてくると、なかなか立派な頭が目に入る。
やっぱり出たかぁ。
前回のラッキー81cmよりも嬉しい80cm。
不安定な石の上にカメラを置いて撮ったので、ちょっと体勢が変?(笑)
再び腰下まで入水して、5分間ほど休憩。
そうしている間にも、流れはどんどん速くなっていく。
それでも、水の冷たさは感じない。
キャスト開始。
すると、今度は土管やや下でヒット。
水面の割れ具合からすると、60チョイくらいかな?
しかし、強引にポイントから引き離そうとしたら・・・バラシ。
このポイントでバラシはマズイ。
溜まっている魚が移動してしまう可能性が高い。
特に今日は大潮なので、移動してしまったら、それっきり...となってしまうかもしれない。
・・・
案の定、全く反応が無くなってしまった。
まだ十分狙える潮位なので、次に期待しつつ、少々休憩。
こういう反応が無くなった時に無闇にキャストしても、魚を散らすだけ。
新しい魚が入ってきても、そこに留まらずに素通りしてしまうだろう。
投石するのと同じこと。
暫く休憩した後、キャスト再開。
既に潮位は膝上15cmまで下がっている。
残された時間はあと僅か。
グンッ!...バシャバシャ!
元気はあるが、重みはない。
すぐにポイントから引き離し、浅場に誘導してランディング。
将来有望な57cmの若武者。
5分間ほど休憩した後、キャスト再開。
しかし、反応は無い。
潮位的にも、かなり厳しくなってきている。
今日は十分満足か。
というわけで、20時過ぎに納竿・撤収。
川はようやく晩秋の雰囲気。
ある日突然消えてしまうこの時期だけど、あと2、3日はイケルかな?
でも、人間界は既に12月。
スケジュール的に、明日が本年最後のシーバス釣行になりそうな予感。