Home » Fishing Report » 2003 / シイラ釣行 » 2003.07.30
本日は毎週水曜日恒例の亀蔵丸を仕立てての出船。
今日の天気は・・・またもや雨!
流石に毎回毎回確実に雨だと、もう笑うしかない。
しかも、元ちゃんのヘルニアセンサーも、私の頚椎センサーも、前夜からレッドゾーンに突入しているので、本降りになることは間違いない。
ハッキリ言って、この古傷センサーは天気予報など比較にならない程、良く当たる。
勿論、こんなセンサーは欲しくないのだが。
午前6時に出船。
勿論、雨の中。
ここ数日間、ルアー船は江ノ島沖周辺に集中している。
そんな船団の中で釣りをしても楽しくも何ともない。
という訳で・・・
「江ノ島沖周辺以外を叩きましょう!外してボーズ食らっても構いませんので。」
と、船長にお願いして、違うエリアに船を走らせてもらう。
本降りの雨と、少々強めの南風・・・そして、 今年一番のうねり。
あまり船に強くない人だったら、出船後3分でノックアウトされてしまうだろう。
移動中は吹っ飛ばされないように椅子につかまって、衝撃に耐える。
うねりと波で、海上の漂流物は殆ど探せない状態。
もし、ミヨシに立とうものなら、一発で大海原に放り飛ばされるだろう。
暫く走っていると・・・急に船が止まる。
辺りを見回しても、潮色を見ても、止まった理由が解らない。
なんだろう?と思い、船長の方を見ると・・・
「ごめん、小便。」
そして、船長がスッキリしたところで、遠くに見える鳥山に急行。
そこには・・・今日の海の状態でもハッキリ確認できるくらいの、かなり良い感じの潮目も入っている。
波長に身体を任せつつ、それでも踏んばりながらキャスト開始。
勿論、この状況では水面下の様子も魚の姿も確認はできない。
ぐう~ん!
Mosペンシルの後ろに、一瞬青っぽい魚体が見えた。
喰え!喰え!喰え!
移動距離の少ない喰わせのアクションで誘っていると・・・
ヒット~!
突然、隣のシラカワ君の叫び声。(笑)
シラカワ君のペンシルに別の魚が食い付いたので、私は急いでルアーを回収してシラカワ君のやり取りを見守る。
そして、シラカワ君が90チョイのペンペンを船際に寄せると・・・その後ろに、ひと回り大きい魚が着いてきている。
「後ろの魚、釣っちゃっていい?」
一応、了解を得てから後ろの魚を狙う。
すぐ横で喰わせるとラインが絡まる可能性があるので、進行方向と逆の離れたところにMosペンシルを激しく着水させる。
すると・・・後ろに着いていたシイラが私のMosペンシルの着水音に気付いて、近寄って来た。
しめしめ。(笑)
こうなったら、後は喰わせるだけ。
そして、喰わせのアクションで誘うと、案の定・・・
ジャバっ!!!
ごっつぁんです!
で、シラカワ君との連携プレーで手にした魚は・・・
118cmのデコ助シイラでした。
今日はこれで満足!・・・ということで、大トモに移動して、キャスト再開。
そして、潮目沿いを流しながら叩いていく。
暫くの間、大トモで誘いのアクションをしていると・・・
突然、波の中からデコが潜水艦のようにゆっくりと浮上!
ルアーが結構船まで近付いていたので、更に移動距離を少なくして誘うと・・・
ジャバっ!!!
元気の良い、パワー全開の魚は・・・
127cmのデコ助シイラでした。(喜)
少しの間、誰かしらにヒットしている状態が続く。
ちなみに今日は、大規模の群れという感じではなく、小規模の群れが点在している...という感じだ。
95cmとファイト中のKOBAちゃん。
私も大トモで80チョイのペンペンを追加。
ここで、ミヨシでキャストしていたYuさんに良型がヒット!
そして、大トモに移動してやり取り開始。
ロッドの曲がり具合から、かなりの良型であることが分かる。
そして、数分後にネットに収まった魚は・・・
130cmのデコ助シイラ!
おめでとうございます!
風とウネリが大分収まってきたところで、別の潮目に移動。
私もミヨシに戻って、70~90チョイのペンペンを追加。
その後は・・・暫くの間、無反応の時間が続く。
潮目沿いを流していくと、流木を発見。
すると、KOBAちゃんに良型がヒット!
同じく、私にも良型がヒット!
Yuさんにもヒット!
ふと、元ちゃんを見ると・・・ロッドが満月状態!
そしてラインの先には・・・
20kg超級の・・・
ダンプのタイヤ。(笑)
そして、無事ランディング・・・ではなく、船際リリース。
どうせなら、ブツ持ち写真を撮りたかった。(笑)
しかし、これを簡単に寄せてしまう体力とタックルパワーに感心。
外す為に船を寄せてポイントを潰すこともないし。
再び、移動。
暫く走っていると、流れ藻帯に遭遇。
しかし、生命反応ゼロ。
おまけに、雨がかなり強くなってきた。
再び走っていると・・・
飛んでいるトビウオを追って、ペンペンがジャンプしている場面に遭遇。
試しにキャストしてみたが、ペンペンはトビウオと共に遠くへと去っていってしまった。
そして13時半、沖上がりの時間を迎えたので、納竿・撤収。
結局今日は一日中、雨具を着たままだった。
毎回毎回、悪天候釣行を続けるのも貴重な経験。
この経験は、今後きっと役に立つことがあるだろう。
と、自分に言い聞かせてはいるものの・・・
いい加減、朝から青空の下で竿を振りたい。