2003.06.11 (wed) 03:40-19:20

前回のリベンジに燃えるMIURAさんと中禅寺湖へ

 

by HATTORI

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本日は前回のリベンジに燃えるMIURAさんと中禅寺湖へ。

午前2時半頃に民宿おかじんに到着し、駐車場で少々休憩。

普段から、到着してすぐにバタバタするのが嫌いなので、大概余裕を持って到着するようにしている。



3時前から船の準備を始めると、桟橋でTroutStreamの山尾さんと遭遇。

話をするのは初めてなので、支度しながら少し井戸端。

まぁ、初めてといっても、お互いHPを公開しているし、芦ノ湖上でも何度もすれ違っているので、お互いに相手のことを結構知っていたりする。



船の準備が終わったところで、車に戻って着替えていると、山尾さんがやって来て・・・

「良かったら、暇な時にでもこれ振ってみてください」と、グリグリ用のロッドを貸してくれた。

丁度、グリグリ用のロッドに興味があったので、遠慮なくお借りすることに。

山尾さん、ありがとう。



3時半になったところで、出船。

そして、いつも通り大尻で数投したあと、暗闇の中を松ヶ崎に向けて船を走らせる。

今のところ、雨は降っていない。



流石にミノーイングシーズン終盤だけあって、叩きの先行者は無し。

まぁ、元々トローリングメインの湖なので、芦ノ湖などに比べれば普段から少ない。

ただし、ウェーディングしているフライマンは多いけど。



激澄み

岸際が見える位の明るさになったところで、キャスト開始。

湖水は、先週までの濁りが嘘のように澄んでいる。

しかも、ここは風裏に近いので、かなり厳しい。



松ヶ崎から丹念に叩いて行く。

普段、先行者の多い松ヶ崎の先端を叩くのは、久しぶりである。

しかし・・・魚は出てこない。



そして前回、微妙なミノーしか持ってなくて惨敗してしまったMIURAさんは・・・

今回の為に新しいミノーを買って来ていた。



WOOD BAIT 13LD(20th)生ワカ

WOOD BAIT 13LD(20th)生ワカ


これは手強い。

しかし、逆をいえば、玉砕した時の言い訳が無くなってしまった・・・ということにもなるが。(笑)



大日方面へ

全く反応の無いまま、大日方面へと叩いて行く。



グンっ!

バシャバシャバシャ・・・



おや?チビ本鱒か?

しかし、水面を転がすように難なく寄せた魚は・・・



チビブラウン

塩焼サイズのチビブラウンでした。(笑)

しかし、それでも精神的にかな~り、ホッとする。

取りあえずチビでも、中禅では貴重な一匹である。

ここ数回の釣行では沈黙していた山側だが、今日は出るのかな?



MIURA氏

しかし・・・そんな期待も虚しく、その後は全く反応無し。

そして、大日~勇助~上野島~阿世潟~小寺~八丁・・・と、叩いていくが、その間に出て来たのは40チョイのニジマスだけ。



う~ん・・・厳しい。



ムジナ辺りに来ると、ようやく岸際にまとまった数のワカサギを確認。

本ツガ方面まで、丹念に叩いていくと・・・

時折、ルアーよりもかなり下の方にやる気なさそうなブラウンが出てくる。



水が澄みすぎかな?

風でも吹いてくれれば、少しは違うんだけど。



結局、警戒している魚に喰わせることができないまま、本ツガに到着。

周辺ではウグイの産卵行動が始まっていた。

気分新たに、先週、反応の良かった立木観音~大尻までを叩いて行く。



HATTORI

しかし・・・全く反応なく、玉砕。

おまけに、エレキのぺラを固定するネジが外れて紛失。

これでエレキも使用不能になってしまった。



エレキも使用不能

まぁ、動かなくなってしまったものは仕方ない。

それよりも、ぺラが外れて紛失しなかっただけ良しとしよう。



一気に金谷ワンドへ移動。

そこからダルマ石までは船頭に専念して、MIURAさんのキャスト&アクションを眺めていた。

勿論、口出しは一切しない。

普段から同船者には聞かれない限り、技術的なことは絶対に口出ししないことにしている。

余計な助言は、「それを自分で発見した時の喜び」を奪ってしまうことになるからだ。

釣りの楽しみは試行錯誤の中にあると思っている。

勿論、質問されれば、知っている限りのことは答えるけど。



ダルマ石まで来たところで、私もキャスト再開。

しかし・・・大尻まで何事も無く終わってしまった。



焦り

残り時間はあと2時間。

MIURAさんの顔にも焦りの色が見え始めている。



再び、山側へ移動。

そして、大日、勇助、上野、八丁・・・と、要所要所を叩いていく。

しかし、全くダメ。



最後のチャンスである夕マズメ勝負は・・・今日、一番魚が見えたムジナ~本ツガ。

ムジナでは時折ワカサギが水面を跳ねている。



魚は出てこない

しかし・・・

立木観音まで叩いてみたが・・・魚は出てこない。



フランス前に立ち込みが居なかったので、フランス前に移動。

この時間帯に、このポイントが空いているとは・・・珍しい。



あっ・・・来ました!



突然、MIURAさんの声が沈黙を破る。

すぐにネットを構え、MIURAさんのやり取りを見守る。



バシャバシャ!


おっ!ホンマスか?



そして、魚は船際へと寄ってきた。

あっ・・・違う・・・



ニジマス

その魚は・・・ニジマスでした。

しかし、MIURAさんにとって貴重な一匹であることには違いない。

全く何もなく終わってしまうのと、一匹でも魚を手にするのとでは、帰りの気分も来年へのやる気も違ってくるだろう。

来年こそはブラウンを!レイクを!ホンマスを!



綺麗な朝焼け

その後、大尻まで叩いていくが反応なし。

そして19時20分、納竿・撤収。



狭いイケスを広々と泳ぐ魚達。(笑)



綺麗な朝焼け

今日は一日中、山尾さんが貸してくれたグリグリ用ロッドを使ってみた。

ロッドの硬さ、キャストしたときの振り抜いた感じ、そしてアクションを入れたときのティップの入り具合等々、かなり良い感じだった。

また、太いバットの割には軽量で、長時間使用してもそれ程疲れなかった。

魚を掛けたときの感触は、チビブラウンのみだったので分からないけれど。

唯一気になったのは、リコイルガイドの抵抗感と感触。



さてさて、中禅寺湖のミノーイングシーズンも終了間際。

次回6/19(木)はどうなるのかな?




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