Home » Fishing Report » 2003 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2003.06.04
本日は単独で中禅寺湖へ。
午前3時45分、西寄りの風が若干強く吹く中、松ヶ崎へ。
しかし、先行船が居たため、大日ワンドからスタート。
週末の台風による荒天の影響が心配だったが、濁り具合は先週と大して変わっていない。
先週と変わっていない・・・ということは「結構濁っている」ということ。
勿論、水は増えている。
4時過ぎになると、空が赤く染まりだした。
久しぶりに見る綺麗な朝焼け。
朝焼けを背に、勇助まで叩いていく。
しかし・・・魚は出てこない。
立ち込み多数の上野島周辺をパスして、八丁まで様子を見る。
しかし・・・魚は出てこない。
おまけに風も止んでしまい、湖面は鏡状態。
遠目に見ると、大尻周辺が若干だがザワついて見えるので、大尻へ移動。
大尻周辺を叩くときにいつも気になるのは・・・やはり、あの魚。
日本では中禅寺湖にしか棲息していないと言われるレイクトラウト。
レイクを叩きで釣ってみたい!
勿論、普段通りブラウンとレイクの両魚種を狙って叩いていく。
二兎を追うものは・・・
ググッ!
おっ、結構良い引き!
40UPのブラウンか?
元気に突っ込む引きを堪能しながら寄せてみると・・・独特の斑点が目に入った。
やった!レイクだ!
先週もレイクに結構な時間を割いたがダメだった。
そして本日、遂に念願のレイクをランディング。
念願のレイクトラウトは52cm。
初物なので、手持ちで撮影。(笑)
ただ、レイクの52cmは、スズキで言うとセイゴクラスである。
でも、嬉しい。
レイクはあまり引かないと聞いていたので、引きはそれほど期待していなかったが、予想よりは遥かに元気だった。
勿論、キャスティングロッドということもある。
ただし、同サイズの中禅ブラウンと比べると、確かに4割引きくらいかもしれない。
暫く周辺を叩いてみたが反応が無いので、再び山側へ移動。
大日から勇助、八丁からムジナ・・・と叩いていく。
しかし、大日で35cm位のブラウンが反転したのと、勇助で40チョイのニジが反転したのみ。
気分転換に金谷を叩いた後、立木観音に移動。
そして、そこから大尻へと叩いていく。
ググッ!
おっ、レイクか?
正体は・・・51cmのレイクでした。
なるほど。
何が?
まだ秘密。(笑)
今日の天候は朝から曇のまま。
気温は16℃あったが、体感温度はそれよりも大分低い。
ちなみに水温は、朝が11.2℃で現在は12℃。
そういえば、先週あれだけ浮いていた春ゼミの姿も、今日は殆ど見かけない。
ブラウンを求めて、再び山側へ移動。
流石にシーズンだけあって、叩きの船がかなり居る。
そこで、叩きの船が居ないポイントを重点的に叩いていくことに。
しかし・・・叩けど、叩けど、茶色い魚は姿を見せず。
便所ついでに国道側の様子を見ようと思ったが、立ち込みの方々が等間隔でビッシリと並んでいるので、諦めて本ツガへ。
そして、風に任せて大尻方面へと叩いていく。
グンッ!
おっ、またまたレイクか?
予想通り、49cmのレイクでした。
なるほど。
だから、何が?
まだ秘密。
でも、50cm前後のサイズだと、レイクも魚らしく見える。
先週、偶然湖上で遭遇した釣友M氏がトローリングで釣った76cmのレイクを見せてもらったが・・・
このサイズになると、魚というよりも、ガラパゴスとかに棲息していそうな大トカゲかなにかの一種のような感じだった。
爬虫類的な手足があったとしても違和感は無いだろう。
大トカゲのようなレイク・・・叩きで釣ってみたい!
その後、懲りずに再び山側を叩きまくるが・・・
鏡のような湖面をブチ割ることは出来なかった。
そして、18時45分・・・納竿、撤収。
道具を片付けていると、いつの間にか空が赤く染まっていた。
こんな綺麗な夕焼けを見るのも久しぶりかもしれない。
次は6/11に釣行予定。
そろそろ、この辺で一度、落とし穴に落ちる頃かもしれない。
と、今から言い訳。