Home » Fishing Report » 2003 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2003.04.02
本日は悩める釣り人ikki君と芦ノ湖へ。
このikki君、本年3連続坊主中。
昨年からあわせると5~6連続坊主中で、アタリすら無い日々を送っている.....とのこと。
まぁ、今年の状況を考えると、わからなくもない。
今年はタイミングを外すと、かなりヤバイ。
「HATTORIさん、今日は期待してますよ~!釣らせてくださいね~!」
そう言われても・・・今年はまだデカい魚を釣ってないしなぁ。
取り敢えず今日は、ikki君が知らないであろう狙い方をメインにしよう。
で、今日の芦ノ湖の天候は・・・
気温は7℃あるのでそれほど寒くないが、一日中北風&雨。
例年のこの時期なら雨は大歓迎なのだが、今年は水温が例年よりも低いので、晴れてくれた方が良い。
こればっかりは仕方ないけど。
午前5時半、定刻通りに出船。
風が弱いので、水面状態の良いところを探しながら東岸を走る。
九頭龍あたりに来ると、何とかなりそうなザワつきがあるので狙ってみることに。
『あの辺の水中に××があって、アソコが××になってて、あの辺に・・・』
などと説明しながら、エレキで慎重にポイントへ船を近づけていく。
「HATTORIさん、こんなところで釣れるんですか?」
『ここは、あの辺に溜まる時が結構あるよ。ikki君、あの辺に投げてみな。』
「あっ、来ました!」
いきなりikki君の喜びの声。
1投目でヒット!
『デカい?』
「いえ、小さいです。塩焼ですね。」
しかし、ikki君のロッドの曲がり具合を見ると、もう少し大きそうだ。
『40cmくらいはあるんじゃない?』
一応、本日一発目の大事な魚なのでネットを持ってスタンバイ。
すると、魚はすんなりと船際まで寄ってきた。
『うわっ!デカイじゃん!60cm越えてるよ!』
思わず私もビックリ。
やり取りしている本人はもっとビックリ。(笑)
そして、難なくネットイン。
ikki君、本年初魚は・・・いきなり66cmのニジマス!
ちなみに背景が真っ暗だけど、夜釣りじゃありません。
フラッシュ焚いたら、暗くなっちゃっただけです...念の為。
そのまま胴切りまで移動してキャストすると・・・
私に塩焼きサイズ。
逆でも良かったなぁ。(笑)
取り敢えず、二人とも魚の顔は拝めたので、楽な気分でキャスト再開。
すると、今度はikki君に塩焼きサイズがヒット。
しかし、ジャンプ一発でバラシ。
「HATTORIさん、ブラウン釣ってみたいですね。」
『今年はチャンスかもよ。俺でも釣れるんだから。(笑)』
という訳で、樹木園から庭石まで、ポイントの形状等々を解説しながら、ブラウン狙いで叩いていく。
『ikki君、あそこに××が見えるでしょ。あのチョイ奥にキャストしてみて。』
船頭に専念して、ikki君のキャストを見守る。
ヒュゥ~・・・・ポチャ。
『え?・・・そこじゃないって・・・』
「いやぁ~、見られてると緊張しちゃって~。(笑)」
結局、庭石まで叩いてみるがブラウンは姿見せず。
その後、弁天~塔ヶ島、三ツ石~トリカブト、と叩いていくがダメ。
白浜手前まで来たところで、良さそうな風が当たっている箒に移動。
アンカーを打ち、ニジマス狙いでキャスト開始。
そろそろ、箒で出ても良い頃なんだけどなぁ・・・
しかし、アタリのアの字も無し。
そのままムジナまで叩いたところで移動し、クラ石~百貫を叩いてみるがダメ。
北部に移動し、西岸を叩いていくと・・・
40半ばのブラウンが船際まで追ってきて反転。
その後は、30チョイのブラウンが2回チェイスしてきただけ。
立石まで行ったところで、二回り目開始。
しかし、先程のブラウンは姿見せず。
仏に移動し、エレキでボートポジションを調整しながら叩いていく。
グリっ・・・
よし、出た!
グリグリっ!
ゴン!
乗ったぁ~!(喜)
あ"っ・・・バレた。(泣)
40チョイのブラウンをバラシ。
気分転換に深良へ移動してニジ狙い。
雰囲気は悪くないが、反応無し。
公魚の様子見に七里に移動してみたが、公魚も鱒も姿なし。
公魚接岸と共に、深場から年越しが上がってくるのが待ち遠しい今日この頃。
その後も、降り続ける雨の中、西へ東へ南へ北へと奔走するが・・・沈黙の完敗。
そして16時55分、納竿・撤収。