Home » Fishing Report » 2002 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2002.10.04
10月。
気持ち的には、そろそろ1速から2速(70UP)へギアチェンジしておきたいところ。
ということで、某掲示板に「今晩ギアチェンジする予定」などと書き込み、出撃。
本日は久しぶりにNAKASHIBAさんとシーバス釣行。
現地に到着すると・・・先日の台風の影響で、水はかなり濁っている。
おまけに風も無く、水面はマッタリ。
暫く水面を眺めていると、所々で小さなライズが確認できる。
どうやら魚は居るようだ。
19時半よりキャスト開始。
NAKASHIBAさんは沖目のライズ狙いで黙々とウッドハンマー11cmを投げ続ける。
私はエイロッドでLKJ-SW160Fをキャストできるかどうかテスト開始。
このままSGP86Lでこのルアーを投げ続けたら、そのうちロッドが疲労骨折してしまいそうなので...。
で、テストの結果は・・・取り敢えず合格。
SGP86Lの時みたいに、ぶっ込み釣りのような背負い投げをしなくて良さそうである。
ちなみにテスト中、2回ほど50クラスのバイトがあったが乗らなかった。
まぁ、あのサイズの魚に、このミノーは無理でしょう。
そういうことにしておこう。(笑)
その間、NAKASHIBAさんのハンマー11には2回バイトがあったらしい。
でも、サイズ的には小さいようだ。
テストを終えて30分程休憩した後、ルアーをS-FOUR9に変えてキャスト開始。
何故、LKJ-SW160Fを投げないのか.....というと、現在在庫が全く無いのでロストしたくないからである。
もっと沢山作れば良い.....というだけのことなんだけど、作るのって結構大変なんです。
暫くキャストを続けるが・・・全く反応が無いのでアクションチェンジ。
干潮潮止まりが近づき、おまけに無風の為、水はほとんど動いていない。
そういえば、今日はかなり気温が高いので、ウェーダーの中が湿っぽい。
おまけに蚊の大群が容赦なく襲ってくる。
早く寒くならないかなぁ・・・などと思いつつ、キャスト開始。
ドゥルっ.....ドゥルドゥルっ...
ドゥルドゥルっ......ドゥルっ....
モワ~ン!
ううっ・・・乗らねぇ~!
サイズ的には小型だが、出たのに乗らないとこちらもムキになってしまう。
ドゥルっ.....ドゥルドゥルっ...ドゥルっ......
ドゥルっ....ダラダラダラ~...
モワ~ン!
また乗らな~い・・・くう~!
気分転換に違う場所に数投した後、再びチャレンジ。
クイッ!.....ドゥルドゥルドゥルっ.........
ダラ~...ウネウネウネ.....ドゥルっ...
グンッ!
先程の魚じゃ無いかもしれないけど、嬉しい!
約15分も粘ったけど、結果は・・・53cmのシーバス。(笑)
既に時間は21時45分。
しかし、今日の潮、そして干潮時の潮位は・・・ムフフ。
という訳で、かなりやる気モードでキャスト再開。
だが・・・たまに反応するのは先程同様の小型ばかり。
これでは1速から2速へギアチェンジどころではない。
現在、無風&潮止まり寸前。
こういう時は移動して・・・「ギリギリ」「際」「ドキドキ」...かな?
という訳で、際を狙ってキャストしていく。
幸い、周囲には我々以外に人は居ない。
すると・・・
「HATTORIさ~ん!来ましたよ~!」
NAKASHIBAさんのところへ行ってみると・・・
中々良いサイズ!
そして、慎重にランディング。
元気でコンディションの良い魚は・・・64cm。
ギリギリのところでジャークしたらゴン!・・・だったそうだ。
そういえば、先程の私の魚も「バシャっ!」とか「ジョブっ!」...というような派手な出方では無かった。
再び、二手に分かれて「ギリギリ狙い」でキャスト開始。
少しすると、私にヒット。
ラインが擦れないように安全圏へ走らせた後、ランディング開始。
先程よりもちょっとだけサイズUPして・・・63cm。
再びキャスト開始。
沖目に薄っすらと潮目が入っているので、たまに潮目を狙いつつ・・・
メインは「ギリギリ狙い」で探っていく。
S-FOURをちょっとだけ潜らせ、すぐに浮かせ.....と、超スローで泳がせていると・・・
ググンっ!
なかなか元気なので面白いのだが・・・「2速クラス」の重みは無い。
今度はサイズダウン・・・58cm。
今日の魚は、昨年秋の横浜の魚みたいにやたら歯が鋭い気がする。
この時点で、既に親指の付け根はボロボロ。
その後、20分程反応が無いので、試しにkomomoに変えてキャスト開始。
先ずはスローなアクションで狙ってみる。
狙うのは勿論...「ギリギリライン」である。
しかし・・・全く反応無し。
そこで再び小細工開始。
勿論、根がかり必至のラインを通していく。
クイッ!クイッ!クイッ!.....
タラタラタラタラタラ~......クイッ!・・・
ゴンッ!バシャバシャバシャっ!
ま、まずい・・・そこで暴れられたら・・・
ロッドで、なんとか安全圏に誘導し・・・
無事、ハンドランディング。
ちょっとだけサイズUPの63.5cm。
しかし・・・2速クラスには程遠いサイズ。
でも、十分楽しい。
再びキャスト開始。
若干だが、上げ潮が効き始めてきている。
狙うのは・・・先程よりも更に「ギリギリコース」。
アクション一発で根がかりしてしまいそうなラインを、根がかりさせずにアクションさせなければいけないドキドキコース。
なんじゃそりゃ?(笑)
たまにミスキャストしながらも、執拗に狙っていく。
障害物から少し離れただけで、反応が悪くなってしまう。
クイッ!クイッ!クイッ!.....タラタラタラ~......
クイッ!...タラタラ~・・・
ゴゴッ!ドボドボドボッ!
おっ!今度は良型かも!
しかし・・・ラインが思いっ切り、障害物に擦れている感触が伝わってくる!
必死に安全圏に誘導するが、リーダーが心配である。
無理なやり取りは避け、慎重にランディング開始。
そして、なんとか寄せて無事ランディング。
口の厚みが違うので、口を掴んだだけで今までの魚とはサイズが違うことが分かる。
とっても綺麗な魚体は・・・75.5cmのシーバス。
ようやく、2速サイズ・・・嬉しい。
で、リーダーをチェックしてみると・・・
50ポンドリーダーがボロボロ。
多分、一昨年くらいまで使用していた5号リーダーだったらブレイクしていたかもしれない。
その後、30分程反応無く・・・
24時半になったところで納竿、撤収。
次は2速から3速(80UP)へ・・・欲は果てしない。(笑)
でも、ここからが難しいんだけど。