2002.08.21 (wed) 05:40-13:40

台風13号通過で状況が好転することを願いつつ出撃!好感触!

 

by HATTORI

Home »  Fishing Report »  2002 /  シイラ釣行 »  2002.08.21

本日は亀蔵丸仕立船で相模湾に釣行。

ここのところの相模湾はあまり良い話を聞いていない。

10日に1回くらいは好調の日があるみたいだが、今年はその状況が長続きせず、翌日は再びパッとしない状態に戻ってしまっている。

勿論、船宿HPなどに掲載されている釣果は、大まかな参考程度でしかないけれど。

その日、どんな客が乗っていたのかも分からないし。



取り敢えず、週末から週明けにかけて近海を抜けていった台風13号の影響によって、状況が好転することを願うしかない。

そんな期待を胸に小田原に集まった6名は・・・



今日のメンバー

出撃前の腹ごしらえをしているYuさん、シイラ2回目のdiceさん、今年シイラにどっぷりとハマってしまったぱげさん、ようやく強風屋を卒業した元ちゃん、今年はあまり釣行出来ず欲求不満が爆発しそうな白川君、そして写真を撮っているのは元強風屋の私。



午前5時40分、いざ出船。

今日は曇っているので結構肌寒い。

すっかり秋の空気である。



先ずは出船してから2時間ほど、鳥山&ナブラを探してカツオ狙い。

今日の私はお土産カツオはいらないので、シイラが付いていないかな?.....と各ポイントで2~3投して、あとは休憩モード。

で、カツオの部は2キロ弱~3キロくらいを4本釣って終了。



そして、いよいよシイラ狙い開始。

沖目から一気に岸寄りに戻り、シイラ探しを始めるが・・・

漂流物がほとんど浮いていない。



ありゃりゃ?・・・



台風13号と、ここ数日吹いていた北寄りの風で岸際のゴミなどが流されていることに期待していたのだが・・・

まぁ、物事はそうそう都合良くはいかないものである。



結局、鳥山&固定ブイをメインに叩いていく。



シイラ狙い開始

しかし・・・

たまに魚は居るものの・・・泳層深く、超低活性。

いくら水面で刺激しても、見向きもしない。

潮目沿いに、たまに浮いているゴミや流木なども同じ状態。



ちなみに、この辺りの水温は25.8℃。

微妙な水温である。

前日の水温が25℃で、今日の水温が25.8℃なのか?・・・

それとも前日の水温が26.5℃で、今日の水温が25.8℃なのか?・・・

で、実際は・・・後者でした。

前日よりも下がっているということ。



しかし!.....今年はそんな悪状況に、すっかり慣れてしまったこの面々。

今までの事を思えば、魚の姿を見られるだけで、やる気満々!しかも凪!(笑)

水温が低下しようが、魚が沈んでいようが、大した問題ではない。



暫く鳥山&ブイ狙いで叩いていると・・・遂にdiceさんのロッドが曲がる!

しかし、単発・・・他が着いてこない。

そしてdiceさん、貴重なペンペンを無事ランディング。



その後、今度は潮目沿いを流しながら叩いていくと・・・ビニールシートを発見。

その周辺では・・・やる気無さそうなシイラが深場を泳いでいる。

勿論、キャスト開始!



すると、私のMosPenの後ろの水面が一瞬盛り上がる!

しかし・・・喰わない。



くうぅぅぅ~・・・再びキャスト。



今度は・・・これでどうだ!

MosPenのアクションをスローに、そして移動距離もかなり短くして誘うと・・・

再び後ろからシイラの影が!



このままこのアクションを続けても、先程のように反転されるので・・・

ここでちょっと小細工。



ジョバッ!!!



作戦成功。(笑)



ヒット!

嬉し~い!!!



しかし、ここからが問題である。

今年はライトタックルで掛けてから、少々いい加減に遊んでしまい良型をバラしている。

今回の魚はそれほど大きくはないが、同じ事を2回やったらアホである。

しかも、今日の状況だと・・・次は無い!という可能性が大。



慎重に遊ぶ

という訳で、今回はかなり慎重に遊ぶことに。



「HATTORIさん、プラス?マイナス?」

『多分、プラスでしょ!』



ちなみに「プラス」とはメーターUPのことで、「マイナス」とはメーター以下のペンペンのことを意味する。



ファイト

この魚、サイズの割にやたら元気!

まぁ、ライトタックルということもあるけれど。



ネットイン

少々時間を掛けすぎてしまったが、無事ネットイン。



110cmのデコシイラ

で、110cmのデコシイラ。



しかし、この場所ではこの1本のみ。

この魚を掛けたときに1匹だけ同サイズの魚が着いてきたが・・・

ルアーを通しても見向きもせず、やる気なさそうに消えていった。



引き続き、潮目沿いを流しながら叩いていく。

私は・・・今日はこの魚で「満足」ということで、しばし休憩&撮影モード。



暫くすると・・・



元ちゃんにヒット

元ちゃんにヒット!



メーターUP

これもプラスサイズ!

メーター以上はありそう!



しかし、ここも他の魚が着いてこない・・・というか、見当たらない。

仲間は深いところに居るのか?...それとも本当に単発なのか?...

うーむ。



ネットイン

ジャボッ!・・・失敗。

でも、直ぐに体勢を立て直し・・・無事ネットイン。



106cmのシイラ

元ちゃん、106cmをゲット。



再び移動。

すると、突然船が全速で走りだす!

この船長は実にメリハリのある操船をするので気持ち良い。

しかも、ポイントの見切りも的確・・・元ちゃんお勧めの船宿というのも納得できる。



そして、久しぶりに出会えた少し大きめの漂流物を狙ってキャスト開始。



秘密兵器

おや?...このルアーは・・・

Yuさんの本日の秘密兵器、噂のプラビリ○ン。

知る人ぞ知る、この威力。(って、書いちゃって良かったのかな?)

私もこのルアーの爆発力を知り合いから聞いていたので、興味津々。



ロッドの曲がり具合

ギュイーン!

おっ!...そのロッドの曲がり具合からすると・・・プラスかな?



しかし・・・姿を現したのは・・・マイナス40~50cmクラス。(笑)

フロントフックが外れてしまい、テイルフックが背に刺さっている状態。



で、本人の頑なな掲載拒否要請の為、写真は掲載できませんが・・・

というのは冗談で、抜き上げ時にナチュラルリリースしたので写真はありません。

Yuさんとペンペンのツーショット・・・撮りたかった!(笑)



結局、この場所も単発・・・再び移動。

そして、船は鳥山に向かって全速力。



キャスト開始

キャスト開始。

すると・・・1キャスト5バイト状態。

隣でキャストしている白川君のピンクのカルナには見向きもせず、私のMosPenにばかりバイトしてくる。

背中が黒系だからかな?

50m以上離れたところから勢い良くアタックしてくる奴も居る。

ルアーを止めても、超高速で巻いても、何処へキャストしても・・・

ひたすら攻撃されてしまう。



空から。(泣)



「ごめんね、ジョナサン...」×4...。(謝)



結局、AMSに換えてキャスト。

しかし、鳥山に魚の姿は無く・・・船中ノーヒット。



再び、潮目沿いを流しながら叩いていく。

すると、MosPenの後ろの海面が盛上がり・・・小細工すると・・・



ゴボッ!



よっしゃー!



ジイィィィィ・・・・・・スカッ。




あちゃ~・・・



魚体を3匹確認したので、再びキャスト。

するとMosPenの後ろに魚の影・・・今度こそ!



ゴンッ! スカッ。



うーむ・・・魚との呼吸が合っていないようだ。

その後もキャストするが、流石に魚は出てこなかった。

あぁ、やってしまった・・・と、思ったら・・・



ジイィィィィ!!!



ドラグ音のする方を見ると・・・

そこでは、Yuさんがジョナサンと...。

ああ...Yuさんもやっちゃったかぁ。



ジイィィィィ!!!



あれ?・・・違うぞ?・・・



diceさんにヒット

あっ、diceさんにヒットしてる!

このドラグ音はdiceさんのリールが奏でていたのでありました。

どうやらプラスサイズのようなので、全員ロッドを置いて見守ることに。



かなり良いサイズ

かなり良いサイズのようである。

ちなみにdiceさんは今回がシイラ釣行2回目なので、まだ慣れていない様子。

船上をトモからミヨシ、ミヨシからトモへと行ったり来たり・・・と苦戦している。

まぁ、誰でも最初はそうである。

こればっかりは、経験して体で覚えるものだし。

と言いつつ、私は今でも手古摺ってたりするんだけど。(笑)



宴会モード

その頃、Yuさんと白川君は...宴会モード。(笑)



元ちゃんが横に付いてアドバイスしながら、魚を寄せにはいる。

しかし、すぐにラインを出されてしまう。

ちょっとドラグ設定が緩すぎるかも・・・ということで、ドラグを少々締める。

私はカメラ片手に撮影モード。



ようやく姿を現した魚は・・・かなり良いサイズ!



ネットイン

そして、船長の構えるタモに・・・無事ネットイン。



123cmのシイラ

diceさん、本日最大の123cm!



げぽっ...。



diceさんのシイラが何か大きな塊を吐き出した。

まぁ、実際にはこんな音はしなかったけど、イメージとしてはこんな感じ。(笑)



で、その吐き出したものは・・・

んん?・・・なんだこりゃ?



初めは数十匹の鰯団子かと思ったが、実際は・・・



勘七丸本船

消化されていて良く分からないが、30cm近い魚・・・ソーダ?

でも、ちょっとグロいかな・・・お食事中の方、すいません。

いや、待てよ・・・食事しながらネット見る人なんて居ないか。(笑)



その後、まともな魚の姿を見ることが出来ず・・・船は港の方向へと走りだす。

時計を見ると、既に12時過ぎ・・・沖アガリの時間だ。



と思ったら・・・



突然、船は逆方向に全速で走り出した!

その方向には鳥山。

そして、鳥山でキャスト開始・・・しかし、魚の姿無し。



すると、今度は別の鳥山に全速!

そして、その次はブイへ!

途中で漂流物を見つけると、全速で向かい、キャスト可能範囲にピタっと船を付ける。

でもって、再び鳥山・・・



その後、結局・・・1時間半以上も色々と走り回ってくれた。

ここまで精力的に走ってもらったのは初めてである。

感謝!



そして13時40分、納竿・撤収。

今日の相模湾は状況的には良くなかったが・・・

キビキビとした操船と、やる気のある船長のおかげで楽しく釣りをする事が出来た。



そういえば、これでようやく5割復帰である。

え?何が?....って?

それは釣行出来た率。

現在、12回釣行予定中、実際に出船出来たのが6回・・・即ち、5割。

これでもう、「台風男」とか「強風男」とか「強風屋さん」とか呼ばれずに済む。(笑)

もし次回も出船できたら・・・遂に念願の「貯金1」である!

頑張れ!阪神!

おや?・・・はて?・・・なんのこっちゃ。




■HATTORI
■1Get
■Mostrar PENCIL