Home » Fishing Report » 2001 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2001.11.18
釣りに行くのは本当に久しぶりだ.
ウェーダー履くのはそれにもまして本当に,本当に久しぶりだ.
家で準備をしているときから,うれしくて仕方なかった.
本当は,木更津に行こうと思っていたのだが,家を出るのが遅くなってしまい,何の気なしに旧江戸にやってきた.
しかし,何もしないうちにあっという間に寒くなったものだ.
20時半から入水開始.
本当のことをいうと,この時間では狙うポイントまではたどり着けないが,気配を消すため,この時間から入って動きを止め,一発勝負をかけるつもりだった.
案の定,潮位が高い.
その上,しばらく来ていないだけに,ルートがあやふやになっている.
「ここは真っ直ぐいけばいいはずなんだけど...」
何度も確認しながら前進するが,いかんせん無理のある時間なので,途中で待ちを入れなければならない.
岸からかなり入ったそのとき,自分の立っている場所の1m位下流で水面が盛り上がった.
「おいおい,すぐ近くにいるじゃんかよ!」
こんなところでキャストするつもりはなかったのだが,とりあえず結んでいるHammer 11cmを軽くキャストしてジャークした瞬間,水面が割れた.
「!」
この感覚!!!忘れかけていたものが甦る.
あっさり寄せて,21:05,50後半のフッコサイズをハンドランディング.
しかし,このあとが続かず,さらに前進.
途中ぼちぼち休みながら,当初予定していたポイントに入った.
大きく迂回しながら,ストラクチャの15m上流に回りこみ,足を止めた.
ぬかるむ中,10分くらい待ったか...おもむろにドカポップを取り出す.
そして,軽くストラクチャから5mほど上流に落とす.空気が張り詰める.
そのまま流して,寸前で軽くジャーク.
「出ろ!出ろ!!出ろ!!!」
「バシッ!!」
軽い音で魚が出た(笑)...思わず苦笑い.
ストラクチャから話して十分弱らせてからハンドランディング.
21:35,50ちょっとの小生意気なやつだ.
ちょっとポイントから遠ざかって,5分くらい待つ.
そしてS-FOUR 11に換えて,ストラクチャ先のブレイクを斜めに打っていく.
10投くらいしただろうか.ストラクチャの奥で水面が割れた.
「ズボ!!」
おお!今度はいい音!!!
下流側に強引引きずり出し,走らせようとするが,しばらく使っていなかったせいか,ドラグがうまく働かない.
同じくらいのテンションのはずなのに, 「ジッ!..ジ!...ジジジーッ...」
ひやひやしながら,22時過ぎ,65位の中型をゲット.
しかし,ここまでの魚,すべてヒレピンでコンディションは抜群だ.
しばらく粘ったが,反応がなくなったので,下流のブレイクに狙いを変更.
ここも,気配を消すのみ.
何回かS-FOURを通すも,反応がないので,komomoにチェンジ.
ストラクチャ上をデッドスローで通過させる.
反応がないので,トゥイッチ一発入れた瞬間,妙な重さが...
一瞬ボラか,親愛なるエイ様かと思ったが,寄せてみると,60cm位の中型の側面にフックがかかっている.
とりあえず22:40,60程度のやつをゲット.
「久しぶりなのに,こんなに釣っちゃっていいのかなぁ...」
なんて思いながら,下流のブレイクを攻め続ける.
23時を回って,流れもだんだんゆるくなってきた.
そして,下流のブレイクで軽くジャークを入れた瞬間,
「ガツン!」
「よっしゃ!!」
「バッシャ!!!」
いきなり豪快なエラ洗い!下流側に強引に振って,魚を安全圏に離した.
じっくり弱らせてからハンドランディング.
23:10,73cmゲット.
あとから来た方に写真をとってもらった.
その後,人も増えてきたので撤収.
次はいついけるのだろう...