2001.10.23 (tue) 19:40-22:30

北西風が強く吹いている!...さて今日は何処へ行こう?

 

by HATTORI

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仕事を終わらせ、会社を出ると・・・

北西風がかなり強く吹いている。

今日は出撃予定・・・さて、今日は何処に行こう?

帰りの地下鉄の中で、そしてminiの駐車場に行く間も、ひたすら考える。



モロ向かい風のポイントに行くか?

それとも追い風気味のポイントに行くか?

それとも一番キャストの楽なポイントへ行くか?



まぁ、何だかんだ言っても、頭の中では既に結論は出ている。

当然、行くのは・・・モロ風表の荒川。



車の窓を全開にし、荒川へ出発。

風はかなり強いが、それほど冷たい風では無い。



そして19時40分、荒川に到着。

予想以上に風が強く、水面はかなり波だっている。

流石にこの風では誰も居ない。



10分間程、強風を身体に受けながら、ボーっと波立った水面を眺め続ける。

強風は吹き続けてはいるが・・・時折、風の切れ目がある。

一瞬だけど。



フラっとしそうな突風も吹くが、風の切れ目でキャストすれば何とかなりそうだ。

強風の中、闇雲にキャストしても、自分の狙いたいポイントにルアーが届かなければ意味がない。



取り敢えず私のパイロットルアーであるkomomoをセット。

先日の雨の影響が気になっていたが・・・水はそれほど濁ってなかったので、カラーはオレンジ金。



あとは風の切れ目待ち。



リールのベールを返し、いつでもキャストできる体勢で風の切れ目を待つ。

そして1分程たった頃、待ちに待った風の切れ目。



すかさずキャスト。

取り敢えず、狙い通りの場所に着水・・・しかし、反応無し。



その後も、風の切れ目待ち・・・そして、キャスト・・・の繰り返し。

一番長く待った「風の切れ目待ち」は大体3分間くらい。



たかだか3分、されど3分・・・3分間って、短いようで長い。

3分間息を止めてみたり・・・

誰も居ない真夜中の信号で3分間、待たされたり・・・

死ぬほど腹が減ってるときにカップ麺が出来るのを待ったりしてみれば・・・

その3分間の長さが実感できるかも?



開始から1時間が経過・・・・・・全く反応は無い。

ルアーを換えても、アクションを変えても、狙い場所を変えても、アタリすら無い。

勿論、ルアーはある程度の重さがないと飛ばないので、一番軽くてもS-FOUR9まで。

但し、この強風で使える「S-FOUR 9」は重量UPバージョンのやつだけ。



トラウトで一発大物が出るのは、こういう状況の時なんだけどなぁ・・・



などと思っていると・・・背後に何か気配を感じる。

振り返ってみると・・・子猫が1匹、微妙な距離を保った所に座って、こちらをじっと見ている。



開始から1時間半が経過・・・未だ何の反応も無い。

カラーがいけないのか?それとも大きさ?スピード?アクション?泳層?

ルアーの色を変え、大きさを変え、泳層を変え・・・しかし、全く反応は無い。



だが、芦ノ湖で鍛えられているせいか?.....私の場合、悪天候になればなるほど、集中力は増加する。

その間、考えたことや感じたことを文章にしたら・・・本が1冊できるかも。

誰も買わない、全く意味のない、とってもくだらない本が。(笑)



そして....相変わらず、背後にはあの気配。

座っている場所は微妙に移動しているが、その子猫はじーっと私を見ている。

以前に釣り人から餌をもらったことがあるのかな?

で、今日は私しか釣り人が居ないから、仕方なくここに居るのか?



「すいませんね、今日は食べ物を持ってきてないんですよ...」



何故か、丁寧に話しかけてしまった。(笑)

例え相手が子猫であっても、唯一この空間を共有している訳だし。



開始から2時間が経過・・・

本当なら大きく場所を移動した方が良いのだろう。

しかし、ここが非常に気になる。

決定的な理由は無いが・・・とにかくゾクゾクする。

このゾクゾク感が味わえるだけで満足...というくらい、この感覚が好きだったりする。

これが釣りの一番の魅力・・・といっても良いかもしれない。



再び、いつでもキャストできる体勢で風の切れ目を待つ。

ちなみに、この体勢・・・異常に疲れる。

背骨が痛くなってくる。



そして、風の切れ目でキャスト。



グンッ!



その瞬間、心臓バクバク!全身の血が逆流しそうなくらい、体中に衝撃が走った。

しかし、フッキングはしなかった。

だが不思議と、残念...という気持ちでは無く、妙に嬉しい...という感じ。

もう今日はこれだけで良いかな。



そして、笑いながら後ろを振り返ると・・・あれ?子猫が居ない。

流石に諦めたのか・・・それとも愛想つかされたのかな?

ちょっと寂しい。



再び水面を観察しながら、風の切れ目を待つ。

相変わらず、風によって岸際に波が打ち寄せている。



あっ・・・



思ったことは直ぐに実行。

水を見ながら静かに歩き、あるモノを探す。



これかな?

試しにキャスト開始。



すると、1投目に・・・ゴンッ!



52cmのシーバス

21:55、52cmのシーバスをゲット。

サイズは小さいが、有難い1匹。



リリースして、再び風の切れ目でキャスト。

これまた1投目・・・先程とほぼ同じ場所辺りでガツン!



タダでさえ荒れた水面・・・

それにプラスして、風待ちの間に更にポイントが休まってるのかな?



60cmのシーバス

21:59、少しサイズアップした60cmのシーバス。



やっぱりそうか・・・



試しに20m程下流に移動して、同じようにキャストしてみる。

10数投してみたが・・・全く反応無し。



再び、そ~っと先程の場所に戻ってキャスト開始。

そして3投目・・・グンっ!



46cmのシーバス

22:18、可愛い46cmのシーバス。

でも、今はサイズは関係ない。



再び、風の切れ目待ち。

そして、キャスト。

今度は、1投目でヒット。



48cmのシーバス

22:25、可愛い48cmのシーバス。



今日はこれで良いでしょう、時間も時間だし・・・

ということで22時30分、納竿・撤収。



実際は至極単純な事だったりする。

しかし、自分で勝手に難しく考えてしまっていることがあるかもしれない。

それは決してスマートなことではない。

勿論、色々考えるから、釣りの楽しみも増す。

どうでも良さそうなことから些細なことまで、色々と「想像」しながら釣りをするのは本当に楽しい。

しかし、それ以前の絶対的なこと、大前提があることを忘れてはいけない。

それを忘れると、今回のように「河川」という先入観が、単純なことを無意識に脳内消去してしまうのかもしれない。

素直に考えること、素直に感じること、これが重要だ。

そして、その先に「感覚」だけの世界があるのかもしれない。



と、ダメな自分に言い聞かせてみる。




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