Home » Fishing Report » 2001 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2001.01.25
火曜日の週間天気予報では、木曜日は雨もしくは雪!
木曜日だけは何としてでも出撃したい!を胸に仕事に励む。
そして火曜・水曜で急ぎの仕事をかたずけ、今日は予定通りに18時に速攻帰宅。
昼過ぎに天気予報を見ると、夕方から雨...とのこと。
「やった!雪じゃない!」
別に雪でも構わないのだが、大雪はまずい。
何故なら、私の車はチェーンが装着できないだけでなく、
車高が低いため、大雪になると除雪車のように雪が前に溜まってしまい・・・
走行不能になってしまうからだ。
19時15分頃に現地に到着。
いつもの場所に車を止めようとすると、釣りの仕度をしている人が居る。
こんな日に来るのは・・・
そう、同じく全天候型釣馬鹿のNOMさんだ!(笑)
色々な情報を見ると、ここ数日間の状況は決して良いわけではないので、
「今日は意地でも1匹釣ってやる!」
と、チョットだけ気合いが入ってしまう。(笑)
仕度をすませ、二人でポイントに直行。
下げは良い感じで効いていて、水面も北風で波立っている。
しかし、何かが足りない。
ちょっとした、ある要素。
といっても、私が勝手にそう思っているだけで、本当に些細なことなのであるが。
書いたところで、皆様には何の参考にもならないと思うので書きませんが。
でも、私は些細な思い込み的な事を考えるのが好きだったりする。
釣った時に自己満足するための一要因・・・と言ってしまえばそれまでなのだが。
ただ私は、釣りは小さな要因の積み重ねで成り立っていると思っている。
そして19時40分よりキャスト開始。
もちろん他には誰も居ない。
しかし、魚からの反応も無い・・・
やっぱりこの状況では辛いのか・・・
と思っていたら、岸際でヒット。
クンッ!というアタリだったのですかさずアワセると、小型特有の小気味良い引き。
おまけに体が軽いせいか、華麗なテイルウォークまで披露してくれる。
取り敢えず最初の1匹は慎重にハンドランディング。
40cmのシーバスをゲット。
しかし・・・その後は全く反応無し。
大潮の時はこのまま続けても変わらない気がするので、21時過ぎにポイント移動。
もちろん此処も、私とNOMさんの貸切りである。
特に此処は人的プレッシャーに弱いと思っているので、先行者が居ないと、やる気も倍増する。
そして1投目。
水面はそれほど波立っていない...というより、かなり静か。
でも下げはかなり効いている。
ルアーがブレイクから斜めに岸に向かって泳ぎ・・・
流芯を過ぎて手前のブレイクに近づいたとき・・・
モワッ!と引っ張られるような感触。
ロッドで軽くアワセてみるが・・・
魚は乗っていない。
シーバスのチェイス?・・・
今のは流れの境目でルアーがふらついた感じでは無い。
そこで、ルアーが1投目と同じコースを通るようにキャスト。
すると・・・
またもや同じ場所で・・・
ググッ!!!
ワンテンポ遅らせ、重みが乗ったところで思いっきりアワセると・・・
動かない!
ロッドを大きくあおると・・・
重たいものがゆっくりと動き出した。
確実に魚である。
追いアワセをかましてみると・・・
ジジジジジジジ・・・
突然、強烈なパワーで魚が泳ぎだした。
これはかなりの好感触!
必死に応戦していると・・・
ガクン!
やばい!どこかのフックが1本外れた!
しかし、重みは残っているのでバレてはいない!
念のため、グーイっと追いアワセをかまして格闘し・・・
無事ランディング!
87.5cmのランカーシーバス!
いやぁ~、たまりません!
最高!
雨の中、釣行した甲斐があった!
すでに満足であったが・・・
水面状況が良かったので、再びキャスト開始。
しかし、その後は全く反応が無いので・・・
そろそろ撤収しようかと思っていると・・・
ググッ!!!
マジか~!
またまた好感触!!!
今度の魚はかなり元気が良く、引きも強い!
あれ???
なんか、引きが変だぞ???
ドラグを出されながらも慎重に応戦していると・・・
水面に魚が姿を現した。
やっぱり・・・。
ボラのスレか。(笑)
いや、違う・・・
その正体は・・・48cmのマルタでした。(笑)
しかも、尾の方にスレ掛かっていた。
どうりで強烈に引くわけだ・・・
どうりで重いわけだ・・・
まぁ、ボラみたいに臭くないから良しとしよう。
そして、オチもついたところで?・・・
22時20分、納竿・撤収。
最高の一日でありました。
でも、やっぱり写真はセルフタイマーじゃなく、誰かに撮っていただくに限る。
迫力が全然違うのであります。